(前回の投稿からの続き)
過去から今までの教育理論をざっと概観してきました。
できる限り客観的に検証可能な情報をわかりやすく提供したつもりですが、ところどころ私見も挟んでしまいました。その部分については無視してもらってもかまいません。
ここから先は100%の私見です。
医学の世界では、人間のあらゆる病気に完全に対応した治療法が確立されているわけではありません。人間の体は複雑ですから。
同様に、教育学の世界でもあらゆる問題に対応する万能の教育理論や教育法がすでに確立されているとは、少なくとも研究者は誰も考えていないはずです。人間の能力や心は複雑ですから。
僕としては、今までのどの教育理論も一方的に批判する意図はまったくなくて、逆にそれらのいずれもが特定の状況のもとではきちんと効果を表してきたということを強調したいと思ってます。
僕は現場で働く講師なので、医学の世界で言えば「研究医」ではなく「臨床医」に該当します。「目の前にいる患者の健康」に何よりも関心があります。
先人が効果があることを示してくれたさまざまな教育手法の中からその時の状況にあった、受講者のためになるベターな手段を使って仕事をしたいと思ってます。
(終わり)
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